輸入代行関連情報

輸入代行について


各業者の評判などについては、ネットにいろいろ落ちてますので
ここでは、RO部材調達の観点での、代行業者の選び方について解説します。

代行業者の種類


業者に代行を依頼する業務には

(1)購入代行:ユーザに代わってSHOPに商品注文を行う。
(2)転送代行:ユーザに代わってSHOPが発送した商品を受け取り日本に向けて発送する。

の二通りがあります。

(1)は、日本人のクレジットカードでは支払いができない、といった場合に利用します。
(2)は、そのSHOPが日本へ直接、商品発送を行わない場合、あるいは、直接発送する場合でも、
     その国際送料が高額な場合に、送料節約のために利用します。

(1)を行う代行業者は、通常(2)も行ってくれます。

(2)には、
 (2A)複数店に対する複数の注文の品をまとめて転送してくれる
 (2B)複数注文のまとめ転送は行わない
 の二通りがあります。

代行業者の料金体系


 代行業者の料金体系は実に様々です。
 シンプルな物、複雑な物・・・
 このため、単純に、業者間の料金の高い・安いを判別するのは簡単ではなく、
 自分が購入する商品群の具体的なイメージ(価格・個数・重量・体積)を
 つかんでおかないと、正確には高い・安いの判断ができません。

 概ね(1)購入代行 に関しては、一律して、商品価格に対して一定の割合の手数料が
 発生すると考えてよいでしょう。

 (2)転送代行に関しては、
    a)商品代金に対して一定割合の手数料を取る
    b)商品点数毎に一定の手数料を取る
    c)単純に商品重量に対して手数料、ないしは手数料込の送料を取る
 など、さまざまです。
 日本資本が運営する、日本人向けの転送代行業者では、a)b)のパタンが多いようです。
 US資本が運営する、全世界向けの転送代行業者では、c)のパタンが多いようです。

国際貨物の送料の考え方


国際荷物は、重量と体積で送料が決まります。体積に関しては、
日本の宅急便のように、縦+横+高の合計の長さでもって、Sサイズ、Mサイズ、Lサイズを決める
ヤマトの国際宅急便もありますし、縦×横×高を計算して体積を算出し、
これに一定比率をかけて体積重量とよばれる重量換算値で用いる場合もあります。
いずれの場合も、実重量と、体積で定まる指標の、2つの基準で、値段を計算し、
高い方が実際の国際送料となります。
さらに、これに、運送する商品の価格に応じた保険金額が追加チャージされることがあります。

RO部材の国際送料観点での特徴と代行業者の選び方


RO部材は大きく分けて以下のグループに分かれます。

(1)体積大・重量大
  タンク付きアンダーシンク型セット一式
  フィルタハウジングなど

(2)体積小・重量大
  ポンプ類など

(3)体積小・重量小
  継ぎ手類など

転送代行業者をつかって複数注文をまとめて、日本へ発送してもらう場合、(3)のグループの商品を
(1)ないしは(2)とまとめて転送してもらうことで、実質上(3)の分の送料をほぼゼロに
できる場合があります。これは重量があるていど重くなると、料金の境となる重量を超えない限りは
送料が変わらないからです。例えば、送料が、lb(ポンド)単位で定まる場合、
(2)のグループの商品重量が、8.2lbならば、送料は8lb以上9lb未満の料金が採用されますので、
 0.8lb未満の(3)の軽量物を、追加送料なしに、まとめ転送できる場合があります。
無論、このような考え方がつかえるのは、その転送業者が、商品価格や、商品点数に応じた転送手数料を
とっていない場合に限ります。

つまり、(3)のような品を輸入の対象にする場合には、商品価格や商品点数に応じた転送料金を
とる代行業者ではなく、重量に応じた転送料金をとる業者の方が、送料が安くなる可能性が高いと言えます。

また、一般的に、重量が重くなれば重くなるほど送料は高くなるのですが、lb(ポンド)単位の送料は
安くなる傾向がありますから、(1)と(2)の品を合わせて転送したほうが、総額の国際送料が安く
なる可能性があります。

複数注文をまとめ転送しなくても、SHOP直送する場合の国際送料よりも
転送業者が設定している国際送料の方が安い事の方が多いようですから、
単品やセット一式だけの注文の場合でも転送業者を利用することを検討することで
費用節約の可能性があります。

SHOPが複数BOXに分けて出荷した場合の、転送代行利用時の、注意事項

RO本体と同時に、交換フィルタも注文した場合など、
一度に注文した品が、1つの段ボール箱に入りきらない場合、SHOPは、2つの箱に分けて
出荷する場合があります。発送先としてを転送代行業者を指定する場合、
SHOP側が出荷した段ボールの箱数を把握してなかったために、
日本へ転送漏れなどのトラブルがでた事例が報告されています。

SHOPから出荷通知メールなどで、トラキッング番号と通知されてきたら、
その番号で、運送業者のトラッキング情報ページで、箱数や重さを確認しておく。
あるいは、SHOPに対して、
How many pacages did you ship about this order ?
Did you packaged all items in a single box ?
などと箱の数をメールで確認しておいた上で、転送代行業者に、
2箱転送してくれ、とか、2箱のものを1箱に梱包しなしてから転送してくれ、
と依頼した方が確実です。







  • 最終更新:2013-10-25 02:27:55

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